【税制】多国籍企業の税逃れ防止に新ルール 各国協調で抜け穴ふさぐ[SankeiBiz]
2015.9.29 06:40
多国籍企業の過度な節税策を防ぐために、日米欧や新興国など約40カ国が導入する15の国際ルールがまとまった。租税回避地(タックスヘイブン)を使うなどして税負担を軽くしている企業の抜け穴を、各国が協調した新たな税の枠組みでふさぐ。新ルールは経済協力開発機構(OECD)がまとめ10月5日に最終報告書を公表、8日にペルーで開かれる20カ国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議で承認される見通し。