【医療】乳幼児に肺炎などを引き起こす「RSウイルス感染症」 流行の兆し
乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の患者が急速に増えていて、国立感染症研究所は手洗いなど、対策の徹底を呼びかけています。RSウイルス感染症は発熱やせきなどかぜに似た症状の出る病気で、秋から冬にかけて乳幼児を中心に流行し、初めての感染では肺炎や脳症を引き起こし、重症化することがあります。国立感染症研究所によりますと、今月20日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関で新たにRSウイルス感染症と診断された患者は2936人に上り、9月に入って以降、急速に増えています。