【争族防止】遺言公正証書が年間10万件突破 任意後見も年々増加 公証人「今後ますます重要に」[産経新聞]
2015.10.1 07:00
遺言の内容を公的に証明する「遺言(いごん)公正証書」の昨年1年間の全国登録件数が10万4490件となり、昭和46年の統計開始以降、初めて年間10万件を超えたことが30日、分かった。日本公証人連合会は1日からの「公証週間」に相談窓口を設け、公証役場の利用を促す。遺言公正証書とは、死後の財産分与などを書き記す遺言を公証人が公的権限に基づいて作成することで、相続をめぐる法的争いを未然に防ぐための仕組み。