【社会】福島県産米、全袋検査を継続…「信頼回復まだ完全ではない」、費用は毎年50億円前後
東京電力福島第1原発事故を受け、福島県は2012年産以降の県産米について放射性物質の全量全袋検査を続けている。基準値超えは年々減少し、14年産(販売用)はゼロ。今年8月下旬から検査が始まった15年産でも出ていない。毎年約1000万袋(1袋30キロ)以上を検査し、50億円前後の費用がかかるが、「信頼回復はまだ完全ではない」として当面、全袋検査を継続する方針だ。
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東京電力福島第1原発事故を受け、福島県は2012年産以降の県産米について放射性物質の全量全袋検査を続けている。基準値超えは年々減少し、14年産(販売用)はゼロ。今年8月下旬から検査が始まった15年産でも出ていない。毎年約1000万袋(1袋30キロ)以上を検査し、50億円前後の費用がかかるが、「信頼回復はまだ完全ではない」として当面、全袋検査を継続する方針だ。
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