【社会】親の被爆とガン死亡リスクとの関連見つからず 放射線影響研究所の調査結果
◆親の被爆とがん関連みられず
放影研=放射線影響研究所は、親が被爆者である被爆2世を対象にした調査の結果、親の被ばくとがんなどで死亡するリスクとの関連はみられなかったとする調査結果をまとめました。これは、放影研疫学部のエリック・グラント副部長が明らかにしました。それによりますと放影研の研究グループは広島と長崎で、昭和21年から昭和59年までに生まれた7万人余りの被爆2世の追跡調査の中で、平成21年までの62年間に病気で亡くなった5100人余りを対象に解析を行いました。