【行政】公共工事の発注急減/3保証、4~9月集計/地域格差も拡大、予算増額要望強まる
2015年10月15日1面
国や自治体の発注工事が減少している。公共事業前払金保証事業会社3社(東日本・西日本・北海道)がまとめた保証対象工事などの請負金額は、4~9月の累計が3社とも前年同期を下回った。3社とも国、都道府県、市区町村それぞれの発注工事の請負金額が前年同期より少なかった。富山、和歌山、宮崎のように30%以上下落した地域もあり、15年度補正予算の早期編成や16年度当初予算での公共事業費の増額を求める声が強まりそうだ。