【自動車】マツダ「デミオ」など21車種、92万3672台リコール 出火恐れ把握10年超 国交省が業務改善を指導
マツダは16日、エンジン始動スイッチのトラブルでハンドル付近から出火する恐れがあるとして「ファミリア」「デミオ」など21車種、計92万3672台(1989~2005年製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。これまでに13件の出火が起きているという。トラブルによる発煙の事例を01年5月に、出火の事例を03年2月に把握していたにもかかわらず、原因究明やリコールが遅れたとして国交省は同日、同社に業務改善を指導した。