【事件/京都】古都税騒動の仏教会側「交渉役」の男ら6人、強制執行妨害容疑で逮捕
整理回収機構(RCC)の債権回収を免れようと資産約2億円を隠したとして、京都府警は26日、強制執行妨害容疑で元不動産会社経営者西山正彦容疑者(69)ら6人を逮捕した。西山容疑者は1980年代、拝観料にかける古都保存協力税(古都税)問題で、京都仏教会側の交渉役などを担った。捜査関係者によると、RCCの債権回収をめぐり、2013年11月ごろ、親族が経営に関わる京都市の会社名義の口座からカナダの別会社名義の口座に、自身の資産約2億円を借金の返済名目で移し、回収を妨げた疑いがある。