【国際】米艦南沙派遣:数時間の「航行の自由作戦」緊張高まる 今後も数週間から数カ月にわたって海軍の作戦を継続すると表明
米艦南沙派遣:数時間の「航行の自由作戦」緊張高まる【ワシントン和田浩明、北京・工藤哲】米海軍のイージス駆逐艦が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で、中国が埋め立てた人工島から12カイリ(約22キロ)の海域内を航行したことに対し、中国政府は27日、軍艦2隻で追跡・警告したことを明らかにした。中国は「主権を脅かすものだ」と強く反発しているが、米国は同様の作戦を数週間から数カ月続ける方針を示し、米中間の軍事的緊張が高まっている。