【社会】傾斜マンション 2mずれた場所で地盤調査 三井住友建設が設計した段階で問題があった可能性も
横浜市のマンションが傾いている問題で、杭(くい)の長さを決める地盤調査の一部が計画とは違う場所で行われ、その周辺で打たれた杭の3本が固い地盤に届いていなかったことが分かった。問題のマンションの地盤調査は、元請けの三井住友建設が杭打ち工事の前に調査会社に依頼して行っていた。三井住友建設は地盤調査の結果、杭の長さは14メートルで十分と判断し建物を設計したが、8本の杭が固い地盤に十分に届いていなかったことが分かっている。