【国際】シリア情勢 国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長 協議の前進求める
国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は、シリア情勢を巡る会合で、関係国の間でアサド政権への対応の隔たりが埋まらなかったことについて、「1人の人物の将来の問題によって協議を止めてはならない」と述べ、関係国に協議を前進させるよう求めました。内戦が続くシリア情勢を巡って、アサド政権と反政府勢力をそれぞれ支援する関係国は30日、オーストリアで会合を開き、内戦に終止符を打つための外交を活発化させることなどで合意しましたが、アサド政権への対応について隔たりが埋まらず、再び協議することにしています。