【経済】日銀「物価は上昇基調 去年と異なる」 コアコアCPIが上昇続ける 現状の金融緩和維持の背景に
日銀は、先月上旬に開かれた金融政策決定会合で多くの委員が物価は上昇基調にあり、追加の金融緩和に踏み切った1年前の状況とは明確に異なると判断していたことを明らかにしました。日銀が公表した、先月上旬の金融政策決定会合の議事要旨によりますと、消費者物価指数は0%程度にとどまり、日銀が目標とする2%の物価上昇率からはかけ離れているものの多くの委員が、物価の上昇基調が続いているという見方を示していました。