【文化】十返舎一九自筆の手紙 安曇野市豊科の民家で発見
十返舎一九自筆の手紙 安曇野市豊科の民家で発見
11月07日(土)
安曇野市教委は6日、江戸時代の滑稽(こっけい)本「東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)」の作者、十返舎一九(1765~1831年)の自筆とみられる書状が、同市豊科の民家で見つかったと発表した。一九は1814(文化11)年に、「続膝栗毛」の取材で今の安曇野市豊科や穂高を訪れたことが史料などから分かっており、書状には宿を提供した豊科の庄屋・藤森善兵衛への礼がつづられている。