【社会】<京都市動物園>来園者が驚異的なV字回復 狭いから人気
11月9日(月)11時41分配信
東京・上野動物園に次いで日本で2番目に古い1903年開園の京都市動物園(同市左京区)の来園者が近年、驚異的なV字回復をとげている。外国人観光客が増えたのに加え、「日本有数の敷地の狭さ」を逆手に取り、動物との近さを強調した取り組みが功を奏している。全国初のライオン人工哺育(1910年)や動物とふれあえる施設開設(55年)などでにぎわってきた同園だが、少子化やレジャーの多様化で、年間来園者数は2002年度に約60万人まで落ち込んだ。