【医療】歩行助けるロボットスーツ 医療機器承認へ
11月10日 15時29分
全身の筋力が低下した難病患者の歩行を助ける「ロボットスーツ」について、厚生労働省は医療機器として承認する方針を決めました。体に付けて使用する装着型の医療ロボットが承認されるのは初めてです。これは10日に開かれた厚生労働省の専門家会議で決まりました。承認されるロボットスーツは、患者が足を動かそうとするときに皮膚の表面に流れる電気信号を検知し、モーターで両足に装着した器具を動かすことで歩行を助ける仕組みで、茨城県つくば市のベンチャー企業が開発しました。