【国際】米 大統領権限による移民制度改革 連邦高裁が差し止め支持
アメリカのオバマ大統領が大統領権限で進めようとした移民制度改革を巡って、連邦高等裁判所も、制度改革の実施を差し止める仮処分を出した地方裁判所の決定を支持し、アメリカメディアは「オバマ政権にとって再び打撃となった」と伝えています。オバマ大統領は去年11月、議会の承認を必要としない大統領権限を使って、不法移民に対し、一定の条件を満たせば3年間滞在を認める方針を発表しましたが、南部テキサス州などの共和党の知事らが「議会を通っておらず憲法違反だ」などとして裁判所に訴えを起こしていました。