【老人ホーム/三重】診察せず死亡診断書 告発[NHK]
三重県名張市の特別養護老人ホームの嘱託医が、入居者が死亡する前に日付だけを空けた死亡診断書を施設側に渡し、死亡後に確認をしないまま遺族に交付していたとして、三重県は医師法違反の疑いでこの医師を警察に告発しました。告発されたのは、三重県名張市の田中成典医師(73)です。三重県によりますと、田中医師は、名張市内の特別養護老人ホーム「名張もみじ山荘」の嘱託医ですが、ことし6月、入居していた80代の男性が亡くなった際、自分で死亡確認をしないまま死亡診断書を交付していたということです。