【医療】中医協、再生医療製品で保険適用 心臓シートなど法施行後初
中央社会保険医療協議会(中医協)は18日、再生医療を活用した製品2種類を公的医療保険の対象とすることを承認した。再生医療製品を迅速に実用化するために改正された医薬品医療機器法(旧薬事法)の施行後、初の保険適用で、新しい医療技術を用いた治療を患者が受けやすくなる。承認したのは、重症心不全の患者自身から採取した細胞をシート状に培養し、心臓に貼って働きを改善する「ハートシート」と、骨髄移植後などに見られる合併症「急性移植片対宿主病」に対する薬「テムセルHS注」。