【国際】「うるう秒」当面存続 国際機関、2023年に再検討
ジュネーブで開かれた国際電気通信連合(ITU)の世界無線通信会議は19日、地球の自転速度と標準時刻とのずれを調整するため1日を1秒長くする「うるう秒」を廃止するかどうかについて協議したが、さらに研究を進める必要があるとして当面は存続させることを決めた。2023年の会議で研究結果を検討する見通し。うるう秒をめぐっては、コンピューターのトラブルへの懸念や対応のコストを理由に廃止を求める日本や米国と、存続を望む英国やロシアが対立し、結論が出ていない。