【地球温暖化】英 石炭火力発電所を10年後までに全廃へ 電力のおよそ30%を担うが老朽化の問題も
イギリス政府は、温室効果ガスの削減を図るため、国内にある石炭火力発電所を10年後の2025年までにすべて閉鎖する方針を明らかにし、今月30日から始まる地球温暖化対策の国連の会議、COP21での議論を主導するねらいもあるものとみられます。これはイギリスのエネルギー気候変動省が18日、発表したものです。それによりますと、イギリス政府は国内にある石炭火力発電所について、8年後の2023年からは限定的な使用にとどめ、10年後の2025年にはすべて閉鎖する方針だとしています。