【社会】“兜町の風雲児”、相場操縦で60億円の利益
「兜町の風雲児」と呼ばれた男らによる相場操縦事件で、男が一連の取引で得た利益60億円の一部をさらに別の数十銘柄の運用に充てていたことが分かりました。投資グループの元代表・加藤●(●は日の下に高)(あきら)容疑者(74)ら3人は、持っていた化学メーカーの株の価格を不正につり上げた疑いが持たれています。加藤容疑者はこの株を含む4つの銘柄について、運営するサイトで株価の上昇を示唆する書き込みを繰り返したほか、投資家に直接、買うように持ち掛けていました。