【岩手】労基法違反容疑で書類送検 一関の運送業者
一関労働基準監督署は2日、労働基準法違反の疑いで、一関市藤沢町増沢のヤマキ産業運輸と、同社の社長の男性(65)、取締役の男性(39)を盛岡地検一関支部に書類送検した。虚偽の報告書類を提出した疑いがあることから、同労基署は県内では7年ぶりの強制捜査に乗り出し、同社を家宅捜索した。書類送検容疑は、労使で時間外・休日労働に関する協定(36協定)を締結していたが、2月1日~3月31日の間、同社のトラック、トレーラーの運転手に最大1カ月で156時間の大幅な時間外労働を行わせていた疑い。