【経済】NY原油(8日):続落、2009年以来の安値-OPECの影響続く
8日のニューヨーク原油市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続落し、ほぼ7年ぶりの安値。石油輸出国機構(OPEC)が生産目標の設定を見送ったことの影響が続いている。ロンドンの北海ブレント原油先物は2009年以来で初めて、1バレル=40ドルを割り込む場面もあった。シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は電話取材に対して、「価格が新たな領域に入ると一進一退の相場展開になることがある」と解説。