【国際】国連人権理事会 ブルンジに調査団派遣へ
12月18日 8時19分
大統領派と反大統領派の間で対立が続くアフリカ中部のブルンジについて、国連人権理事会は、深刻な人権侵害が拡大しているとして、現地の状況を確認するための調査団を早期に派遣することを決めました。ブルンジを巡っては、大統領派と反大統領派の間で衝突が相次ぎ、国連によりますと、ことし4月以降、これまでに少なくとも400人が死亡し、政治的な混乱の中で3500人近くが当局に逮捕されたほか、22万人が難民として周辺国に逃れるなど、治安の急速な悪化が懸念されています。