【福島】飯舘村長「受け入れられぬ」 宮城・加美町長「指定廃棄物、飯舘で」
東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の処分場建設をめぐり、宮城県内の候補地の一つになっている加美町の猪股洋文町長が、飯舘村の仮設焼却炉での集約処理を環境省に提案したことを受け、飯舘村の菅野典雄村長は15日、福島民友新聞社の取材に対し「受け入れは考えられない」と反発した。猪股町長は仙台市で13日に開かれた同省主催の県内市町村長会議で、同村蕨(わらび)平(だいら)の仮設焼却炉で稲わらなどの指定廃棄物を焼却処分すべきとの考えを同省に示した。