【社会】諫早湾干拓巡る国への制裁金の倍増が確定 1日当たり90万円に 最高裁
長崎県の諫早湾で行われた干拓事業を巡って国に科せられている制裁金について、最高裁判所は国の抗告を退け、制裁金を2倍に引き上げ、1日当たり90万円とする決定が確定しました。国がこれまでに支払った制裁金は3億円を超えていますが、さらに膨らむことになります。国が長崎県の諫早湾で行った干拓事業を巡っては、漁業者が起こした裁判で国に排水門を開くよう命じた判決が確定する一方、干拓地の農業者が申し立てた仮処分で、開門しないよう命じる決定が出ています。