【宗教】ローマ法王「本質価値見極めを」 バチカンでイブのミサ 消費主義や快楽主義戒め
ローマ法王フランシスコは24日夜、カトリックの総本山バチカンのサンピエトロ大聖堂でクリスマスイブのミサを行った。法王は世の中にはびこる消費主義や快楽主義を戒め、「生きる上での本質的価値を見極めなければならない」と説いた。ミサに出席した多数の教会関係者らを前に、法王は「富や浪費、自己陶酔の中毒になっている社会において、清貧さとバランスが求められている」と述べ、「物事を見分ける強い正義感を養う必要がある」と訴えた。