【社会】街宣車の赤色灯取り外し車検逃れ 容疑の政治団体会長「他団体より目立ちたかった」
街宣車に取り付けていた赤色灯を取り外して車検を受け、不正に合格させたとして、大阪府警警備部は13日、道路運送車両法違反の疑いで、奈良市内の政治団体会長の男(67)を書類送検した。容疑を認めており、「他団体より目立ちたかった」などと供述しているという。送検容疑は、昨年10月20日、街宣車のフロント部分に取り付けていた赤色灯をいったん外し、近畿運輸局奈良運輸支局で車検に合格後、再び赤色灯を取り付けて保安基準に適合しない状態で走行したとしている。