【経済】NY原油(15日):急反落、再び30ドル割れ-イラン輸出拡大観測で
15日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急反落。再び1バレル=30ドルを割り込み、12年ぶり安値を付けた。イランが原油輸出拡大に近づいていることが売りを誘った。北海ブレントとの値幅は過去5年で最大に拡大した。エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「イランが制裁解除後に原油輸出を2割拡大させる計画は今の市場には最も必要でないことだ。