【大川小津波訴訟】4月弁論で当時の校長ら証人尋問へ 宮城
東日本大震災の津波で児童・教職員の計84人が犠牲となった石巻市立大川小の児童23人の遺族29人が、市と県に計23億円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が22日、仙台地裁であり、4月の弁論で当時の校長ら5人を証人尋問することが決まった。尋問を行うのは、当時の校長のほか、現在の校長、原告側では長男の大輔君=当時(12)=を亡くした今野浩行さん(53)、6年生の娘を迎えに校庭を訪れた女性、当時広報車で避難を呼びかけていた石巻市河北総合支所職員の5人。