【経済】急成長する「移動スーパー」 全国の買い物難民の救世主に
「近くのスーパーまで10km離れていて今は代わりに娘が行ってくれるけど、やっぱり自分で買い物したい」(徳島の81歳の女性)──生活必需品を買うのが困難な状況の「買い物難民」は、
全国に約700万人いるといわれる。これは近くに店がない農村・山間部のような過疎地だけの問題ではない。「歩くのが遅くて大通りを渡れず、100m先のスーパーに行けなくなった」東京の中心部に住む92歳の女性は、足腰が弱ったのをきっかけに買い物に出掛けられなくなった。