【文芸】神戸電鉄がミステリー舞台に 特性をトリックとして活用 西村京太郎さん新作
鉄道のトラベルミステリーで知られる西村京太郎さんが新作「神戸電鉄殺人事件」を新潮社から出版した。有馬線などが舞台になっており、神鉄は「沿線を全国に紹介いただき、ありがたい」と歓迎。神鉄粟生(あお)線沿線の三木市でも関心が高く、市内の書店では売り切れが相次いでいる。(大島光貴)同作品は、神戸の異人館で、プールに浮かぶ若手女優と会社社長の遺体が発見され、女優の超高層マンションを訪ねた男女が東京駅や有馬線の車内などで、次々に殺害される-というストーリー。