【社会】免震偽装の東洋ゴム工業 出荷先が告発状提出
大阪の「東洋ゴム工業」が、国に認定された性能を満たしていない免震装置を製造販売していた問題で、出荷先の関係者が、不正競争防止法違反の疑いがあるとして、大阪地検特捜部に告発状を提出しました。特捜部は今後、不正に関わった社員や会社の刑事責任を問えるか検討することにしています。「東洋ゴム工業」は、データの改ざんなどで、国に認定された性能を満たしていない免震装置を製造販売していたことが明らかになり、こうした装置が使われたマンションや病院などは、全国で154棟に上ることが分かっています。