【医療最前線】あの安倍首相を悩ます難病・潰瘍性大腸炎の治療に光明が… 他人のうんち使う「糞便移植療法」で腸内環境をリセット!
安倍晋三首相も悩ます難病の潰瘍性大腸炎に対して、健康な人の便を病気の人に移植する「糞便移植療法」の効果を探る臨床研究が行われている。治療効果を評価するには長期間の経過を見る必要があるが、研究を進めることで病気の原因解明やさらに進んだ治療法の開発につながる可能性があると期待されている。(平沢裕子)【健康な人の便を利用】
糞便移植療法は、健康な人の糞便を処理して、内視鏡やチューブで病気の人の腸内に腸内フローラ(腸内細菌の集団)を移植する治療法。