【国際】大気汚染による年間の死者550万人以上、中国とインドで世界の55%・・・米科学振興協会
大気汚染のため世界で年間550万人以上が死亡しており、その55%が急速な発展を遂げる中国とインドでの死者だという報告が12日、米首都ワシントンで開催された米科学振興協会の年次会合で発表された。積極的な大気汚染対策を取らなければ、今後、早期死亡者は増加の一途をたどると研究者らは警告している。カナダ・バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学人口・公衆衛生学部のマイケル・ブラウアー教授は、大気汚染は死亡については世界で4番目、環境汚染に伴う疾病については最大のリスク因子だと述べた。