【医療】「糞便移植により、体に良い細菌を体内に戻すことができる」 ”糞便バンク”開設、腸内感染症治療に活用 オランダ
オランダの研究者らが、血液バンク、精子バンクに続いて同国初の「糞便(ふんべん)バンク」を開設した。慢性腸内感染症の患者の治療を目的とした最先端医学の一分野だという。このほど、新たに立ち上げられたのは「オランダ・ドナー糞便バンク(NDFB)」。ライデン大学(Leiden University)のエド・クイパー(Ed Kuijper)教授(細菌学)は、AFPの取材に「移植のための糞便(中)物質を医師や病院に提供する一助となる」と語った。