【社会】「スーパー日本人」の育成を掲げる大阪大学に、茂木健一郎氏「なぜ『スーパー』なのか、なぜ『日本人』限定なのか不思議」
大阪大学の研究拠点が目標に掲げている「スーパー日本人」という単語について、脳科学者の茂木健一郎氏が3月2日、「普遍的な価値を生み出すことを志向する大学で使うには、不適当な気がする」と疑問を投げかけた。大阪大学の西尾章治郎総長の説明によると、文科省などが推進する「革新的イノベーション創出プログラム」の一環として、大阪大学は全国18カ所の拠点のうちの一つ「人間力活性化によるスーパー日本人の育成拠点」に採択された。