【埼玉】中国残留孤児 国内最後の研修施設が終了
終戦前後の混乱で、中国に取り残された日本人孤児たちが、帰国を果たしたあと日本語や生活習慣を学ぶ国内最後の研修施設が今月で終了することになり、所沢市で閉所式が行われました。閉所されるのは、中国残留孤児などの人たちが、研修を受ける所沢市の「中国帰国者定着促進センター」で、昭和59年に開設されました。同じような施設は多い時は、全国8か所にありましたが、帰国者が減少に転じたため次々と閉所され、所沢市にある国内最後の施設も今月でいっぱいで終了することになりました。