【国際】マイナス金利拡大か=欧州中銀、あらゆる手段を講じる姿勢を強調 10日理事会
欧州中央銀行(ECB)は10日、定例理事会を開催する。ECBのドラギ総裁は、「ユーロ圏のインフレは引き続き見通しよりも弱い」として政策目標達成のためあらゆる手段を講じる姿勢を強調しており、マイナス金利の拡大など、追加金融緩和に踏み切る可能性が濃厚だ。政策金利の一つで、ECBに預けられた市中銀行の余剰資金に対する「中銀預入金利」は昨年12月にマイナス0.30%に引き下げられたが、エコノミストらの間ではさらにマイナス0.40%に下げられるとの見方が強い。