【動物】内戦続くソマリアで20年ぶりにゾウ確認 危険かいくぐり数百km移動
【3月10日 AFP】内戦が続いているソマリアに、20年ぶりにゾウが戻ったことが確認された。環境保護活動家らが9日、明らかにした。ケニアにいた1頭の個体が、数百キロの旅路を経て今月、短時間ながらソマリアに入ったという。このゾウは、モーガン(Morgan)と名付けられた30歳代の雄。ケニア沿海のタナ川デルタ(Tana River Delta)で昨年12月に追跡用の首輪を着けられていたが、今年2月半ばになって突然、ソマリアがある北に向かって移動を開始、3週間近くかけて国境まで到着した。