【奈良県】東大寺 お水取り「籠松明」 奈良時代から1200年以上続く
古都・奈良に春の訪れを告げる東大寺の伝統行事「お水取り」で、12日夜、「籠松明」と呼ばれる大きなたいまつがたかれ、夜空に火の粉が舞いました。「お水取り」の名で知られる東大寺二月堂の修二会は国の安泰などを祈って「練行衆」と呼ばれる僧侶たちが修行する行事で奈良時代から1200年以上続いています。今月1日からは毎晩、二月堂の舞台でたいまつを振って火の粉を散らす「お松明」が行われていて、12日夜は長さ8メートル、重さ60キロの「籠松明」と呼ばれる大きなたいまつがたかれました。