【重要文化財】奄美群島で初指定 「小湊フワガネク遺跡」から出土した「貝匙」 5世紀から7世紀の品
奄美市の古墳時代の遺跡から出土した「貝匙」と呼ばれる貝殻を加工した大量の貝製品が、当時の暮らしぶりをうかがわせる貴重なものだとして国の重要文化財に指定されました。奄美群島の遺跡の出土品が国の重要文化財となるのは初めてです。これは、11日、国の文化審議会が答申したもので、奄美市名瀬の太平洋に面した砂丘の「小湊フワガネク遺跡」から見つかった古墳時代にあたる5世紀から7世紀にかけての出土品1898点が国の重要文化財に指定されました。