【タイ】新憲法草案の賛否問う国民投票 8月7日に
おととしの軍事クーデターで発足したタイの暫定政権は、民政復帰に向けた新しい憲法の草案の賛否を問う国民投票を、ことし8月7日に行うことを決めました。タイでは、政治の混乱を受けて、おととし5月にクーデターが起き、現在は軍主導の暫定政権が民主的な政権への移行に向けた準備を進めています。その基盤となる新しい憲法の草案が、去年国民に示されましたが、軍の権限を強化したものだったことから、世論の批判を浴びて廃案となり、民政復帰の時期が来年夏にずれ込む事態となっています。