【歴史】野口英世の「パスポート」発見 23歳で清国に初の海外渡航
猪苗代町出身の細菌学者野口英世が初めての海外渡航で使ったパスポートが、同町の野口英世記念館収蔵品の中から見つかった。同記念館の学芸員森田鉄平さん(40)は「海外で見聞を広め、その後の国際的な活躍につながった貴重な経験の資料」としている。英世は1899(明治32)年、恩師の北里柴三郎博士の推薦で当時清国で流行していたペストの感染拡大阻止のため国際予防委員会のメンバーとなり、23歳で清国の牛荘(ニューチャン)に渡航。
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