【社会】先生の脚、ほそく青く」 夏目漱石の大病、生々しく伝える書簡確認 日本近代文学館
文豪、夏目漱石(1867~1916年)が吐血して命の危険にさらされた「修善寺の大患」の際、間近で世話をした門下生の独文学者、小宮豊隆らが病状を生々しく伝えるなどした書簡27通が日本近代文学館(東京都目黒区)で確認された。小宮は「先生はプリミティーフになつてゐ(い)る。シンプルになつてゐる」と、外国語を用いて、病気で横たわり「原初の」姿に返ったような漱石の様子を悲痛に記していた。
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文豪、夏目漱石(1867~1916年)が吐血して命の危険にさらされた「修善寺の大患」の際、間近で世話をした門下生の独文学者、小宮豊隆らが病状を生々しく伝えるなどした書簡27通が日本近代文学館(東京都目黒区)で確認された。小宮は「先生はプリミティーフになつてゐ(い)る。シンプルになつてゐる」と、外国語を用いて、病気で横たわり「原初の」姿に返ったような漱石の様子を悲痛に記していた。
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