【社会】肝がん患者減少へ自治体と連携 厚労省が指針改正案
肝がん患者減少へ自治体と連携 厚労省が指針改正案
2016/3/22 11:35
厚生労働省は22日までに、肝がん患者の減少を目指す肝炎対策基本指針の改正案をまとめた。自治体と連携し、肝炎ウイルス検査の普及啓発や患者の支援を担う人材の育成を掲げた。5月にも告示する方針。改正案では、国や自治体がウイルス検査で陽性となった人に受診を促し、早期治療で肝がんの罹患(りかん)率(2011年時点で人口10万人当たり推計34人)を「できるだけ減少させる」とした。