【裁判】アダルトグッズに社員の似顔絵 会社に賠償命令 「男性の羞恥心は消しようがなく、人格権の侵害も甚だしい」
アダルトグッズの制作会社の元社員が、商品のパッケージに似顔絵を載せられるなど繰り返し嫌がらせを受けたと訴えた裁判で、東京地方裁判所は「人格権の侵害も甚だしい」と指摘し、会社側に未払いの賃金も含め660万円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。東京都内に本社があるアダルトグッズの制作会社で働いていた男性は、抑うつ状態になって3年前に退社し、会社と社長に慰謝料や未払いの賃金の支払いを求める訴えを起こしました。