【歴史】戦国武将・真田幸村(信繁)、第一次上田合戦でも戦った? 「不参加」通説覆す学説浮上
戦国武将真田幸村(信繁)が、真田勢が上田城で徳川勢を撃退した一五八五(天正十三)年の第一次上田合戦に参加していた、とする学説が、歴史学の専門誌に相次いで掲載されている。幸村は同合戦の際は越後(現在の新潟県)の上杉氏のもとに人質として留まっていた、という学界の通説に一石を投じている。真田幸村が第一次上田合戦に参加したと主張するのは、上田女子短大非常勤講師(中近世史)の寺島隆史さん(65)と、上田市の郷土史家の堀内泰さん(72)。