【裁判】SFCG元社長、全面無罪 - 破綻商工ローン、東京高裁 有罪の根拠証言について朝山芳史裁判長「信用性が認められない」
商工ローンSFCG(旧商工ファンド)の経営破綻をめぐり、うその登記をしたとして電磁的公正証書原本不実記録などの罪に問われた元社長兼会長大島健伸被告(68)の控訴審判決で、東京高裁は28日、一部有罪とした一審東京地裁判決を破棄、無罪を言い渡した。大島被告は、会社の資産を隠したとして民事再生法違反(詐欺再生)と会社法違反の罪でも起訴されたが、一審でいずれも無罪となり確定。