【金融】バーゼル委の金利リスク規制、「監督対応」で大筋合意=関係筋
バーゼル銀行監督委員会(バーゼル委)は、銀行が抱える国債や長期貸出金などの金利リスクに対する規制について、従来通り各国による「監督対応」とすることで大筋合意した。規制の詳細を詰めて4月にも最終案として発表する。複数の関係筋が30日、明らかにした。バーゼル委は昨年発表した市中協議案で、銀行の金利リスクに対する規制案について、1)資本の積み増しを求める新たな規制、2)各国の金融当局による監督対応──の両論併記とし、どちらを導入するのか議論を進めてきた。